本来ですと5分・3分・3分で反復する高温反復浴を長くやるとどうなるか?
実際に10分・10分・10分でやってみました。
結果は-0.9kgでした。
体重ビフォーアフター
入浴前の体重
高温反復浴の後の体重
62.2kgから61.3kgですので900mlくらいの汗をかけましたね。
1順目
45℃設定でお湯張り。
たまったら少し温度が下がるので44℃。
まだ1巡目なので、かなり余裕!
…が、7分経過したくらいから少し熱く感じます。
耐える。
2順目
休憩5分ってこんなに短いの?
と思いつつイン。
温度は意外と下がらず43.8℃。
熱い。。。
耐えているとアドレナリンを感じます。
心拍数が上がり少し辛く感じます。
辛さを紛らわせるために首や足の付け根をマッサージしてみます。
何かしていると時間が早く過ぎてくれるので
3順目
休憩を済ませ3巡目。
湯温は42℃
まだ江戸っ子の温度です。
高温反復浴の名前の通りに、高温のお風呂を反復していきます。
寒い日だったので、もう少し温度が下がると思っていたのですが熱々ですね。
3巡目になるとアドレナリンが回り、辛さがなくなります。
これは、ランナーズハイ的なアレですかね?
最後の10分をクリアし、冷水シャワーで締める(本来無い部分)
お湯が抜け音を聞きながら浴室でボーッと過ごします。
シャワーで冷やした体が平熱を取り戻し、自律神経の調整も完了。
辛い・キツイ。けれど。
高温反復浴を10分を3セットもやるのは正直キツイです。
私はサウナに何巡も入るのですが、それでも連続長時間の高温反復浴はキツく感じます。
なので体調が優れないときや病気の時には絶対にやってはいけません。
しかし発汗量ではサウナを5分5セットやった時とほぼ同等です。
体調が良い時に限りますが、自宅で手軽に汗をかきたい!という場合には高温反復浴は大変おすすめです。
キツさに見合った発汗が確実にありますよ。
高温反復浴の副産物
- 全身がほぐれた
- 小鼻がツルツルになった
- 深く眠れて疲労回復できた
入浴自体にマッサージ効果や美肌効果があります。
高温反復浴をすると、しっかり汗を出した上に本来の入浴効果もプラスされるので嬉しいですよ。
体調不良時はやってはいけないと書きましたが、実は当日かなり疲れていた日で体がガチガチでした。
湯上がりは体がほぐれて、首の骨がパキパキいいながら本来の位置に戻っていきます。
鼻のきわのザラつきもとれてツルツルになっています。
長く感じるので、マッサージなどしていると時間が早く過ぎますよ。
特に鎖骨周りと鼠径部。
せっかくの入浴、リンパの流れを良くして老廃物も出してしまいましょう。
湯上がりは保湿も忘れずに。
汗は上がったあとも15分ほど止まらずポタポタ落ちるほど。
汗が引くころには体温も戻り、眠気を感じます。
ぐっすり眠ることができ、疲れがしっかり癒えました。
補足:睡眠のベストタイミング
睡眠のベストタイミングは湯上り90分後という研究結果があります。
理由は体の奥の体温(深部体温)が下がる時に眠気を感じるように人間はできているからです。
入浴で一時的に体温を上げ、元の体温に戻る際に眠気を感じます。
体温の戻る落差が大きい地点が湯上り90分後です。
寝つきの悪い方は高温反復浴ではなく、41-40℃くらいで普通の入浴と90分後のベッドインがおすすめです。
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